日々之雑感

_原稿完了。自分で言うのもなんだが、大傑作の予感。

_これで大賞は戴きだぜ。

_ごめん、昨日のは嘘。

_あと３０枚くらい書けば一応最後まで行き着くけど、筆の乗らなかった冒頭３０枚は書き直しだし、直さなければいけない所も山積みだし。

_とりあえずリポＤゴールドを箱買いしてきました。あと一週間は地獄。

_問題は書き上がったところで面白いかどーかなんだよな。なんか加速度的に自信が消えてゆくのだが、もー今さらどーしようも無いっつーんじゃ。

_　ようやく初稿があがる。２５１枚、あまりにも計算通りなんで笑える。でもまた修正が山ほど残ってる。ぎりぎりだけどなんとか間に合うかなあ。かかった期間はだいたい３ヶ月半、これまで書いた長編の中では最短ではあるのだけど、書き上げてみると、いまいち長編という気がしない。まあ前回書いたやつが５００枚だったから、それと比較すると半分だしなあ。

_　別に釣ったつもりは無かったわけじゃないんだけど、もしかして俺の事かしらん。あれは４月バカネタをひねり出す暇も無かった苦肉の策だったり。

_書いている途中は絶対これは傑作、と思うのだけど、書き上げると急速にその思いは衰えてゆきます。俺は面白いと思うんだけど客観的に見てどーよ、てな感じで。ま、今更どーしよーも無いわな。阻止限界点はとっくに過ぎてるし。

_　あと少し頑張ろう。

_ [メモ]

リポビタンゴールドの効き目は約４時間。

_原稿はなんとか終了。ぎりぎりになって手を入れた部分については、今見ると正直改悪だったかも、という所も。

_結局約3ヶ月半で約250枚。時間足りなかったなー、という感想から、これ以上の速度では今のところ無理という結論に。てことは、次の7月末ってのは無謀だなあ。

_とりあえず夏のProgressiveの事もあるし、ブランク入れると途端に書けなくなるので、なるべくペース落とさずに次に行こうと思う。

_ [Linix][玄箱]

と、いうわけで reginleifから移行予定な最後のひとつ、DNSを玄箱に移行させる。せっかくWebminを入れたので、これを使って……と思ったのだが、あっさり断念。

reginleifと玄箱に入っているDNSのは、共に Bind9。めんどくさくなったので、設定ファイルをreginleifからさくっとコピーする。

bindの起動で、-uがどーたらというエラーメッセージが出るが、内向きでしか使わないので、さっくりアレして起動。digとか nslookupで動作の確認。本格的な移行は、IPアドレスの整理を行ってからにしたいのでもうちょっと先になる予定。

まあこれでreginleifを止めても大丈夫という所までは来たわけだ。玄箱導入時に予定していたところまでは到達。

WebminからDNSの設定とかを見てみると、これがかなり便利そう。設置をWebminからという野望は3秒で潰えたわけだったが、IPアドレスの変更とかはWebminからやってみることにしよう。

つうか、いいかげん玄箱にも名前付けないとなあ。

_ 民間人

イラクでは日本人が人質になったり開放されたり。まあこのことについては思うことはいろいろあるんだけど、別に言うことは無い。

少し気になったのが、「民間人」の定義。新聞を読んでいてやっぱり、と思ったのだが、一人が殺害され、未だ3人が拘束されているイタリア人については「民間人」という記述は避けられている。

もちろん彼らは軍人でもなければ政府関係者でもない。そういう広義な意味では「民間人」と言ってしまっていいはずなんだが。

彼らは「武装した警備員」である。つまるところ、これは「傭兵」と言ってしまっていいと思う。少なくとも、非戦闘員ではない。

もちろん雇い主はアメリカなわけなんだが、こういう場合彼らの権利とかどーなるのかしらん。ジュネーブ条約の保護下には居るのだろうか。公式には「警備員」だと保護下で無いよーな気もするな。まあイラクの抵抗組織から見たら、どっちも「武装した敵」に変わりは無いだろうし、抵抗組織（アメリカの言うところのテロリスト）もジュネーブ条約の保護下である正規の戦闘員では無いだろうから、権利については意味無いか。それ以前に、雇用主であるアメリカは何か動いているのか？　最近世間に取り残されていたので、どーも状況が判らんなあ。（雇用主が本当にアメリカであるのかもきちんと確認してないんだが）

拘束された日本人とイタリア人の明暗を分けているのは、戦闘員であるか否かの一点でしか無いと思う。そこを押さえておかないと、状況を見誤るのでは。

_　真面目なファンというわけでもない（読んだ作品よりも読んでいない作品のほうが圧倒的に多い）ので、ここでは何も書かないつもりだったのだけど、あちこちでお疲れさまとかありがとうございましたとかいうのを読んで、ちょっと思うところがあった。

_　私は「つまんない事故（火事）で勝手に死ぬんじゃねえ！」と思ったわけなんだが。

_　「エース桃組2004 Winter」に掲載された平野耕太氏の「進ぬ！！」を読んだ人は手を挙手していただきたい。

_　この話は、「フィールド・オブ・ドリームス」を見た平野耕太（仮名）が、荒川土手を切り開き、マンガ机とマンガ用具を揃え、「フィールド・オブ・トキワ荘」を建設したところ、その机に次々と……という話である。

_　正直、この話を読んだ時は泣きそうになった。いや、泣いていたかもしれない。そうさ、００９のオチを描かせるまでは、火の鳥の現代編を、アトム編を描かせるまでは絶対に向こうに返しちゃならねえ。本気でそう思った。（余談だが、今年の星雲賞参考候補作に推薦しようと半ばマジに考えた。〈いや、いろいろアレした手前、この季節には「言った事には責任もてよ」と伝言が届いたりする今日このごろ。まあ言われるだけの事をやっちゃった自覚はある〉）

_　鬼籍に入った人にすら切実にそう思うのに、それがだなあ……

_　……御冥福をお祈りする。