そんなわけでLAN Tankを通販で購入。せっかくだからシリアルケーブル付きで。
現在いろいろあるデータ(JunkYard出版局関係の元データとか)は、昨年導入したLinkStationに置いてある。一応定期的にDVD+RWにバックアップはしているのだが、機械的故障に備えがほしいなあ、と思っていた。ボーナス出たらTeraStation買ってRAID5運用というのも考えたが、容量的にオーバースペックすぎるし、HDDを4台搭載ということで電力た熱や騒音がなー、と躊躇していた。
そんなわけでLAN Tank。RAID1はRAID5に比べて容量的な効率は悪いが、HDDが2台で済むという点で、まあ利点欠点考えると利点のほうが大きいかなあ、と。
HDDはSeagateの7200.8。小なりとはいえサーバ用途なので長寿命なのを、と考えるとそのものズバリがMaxtorのMaXLineIIIなのだが、熱はけっこう持つという。なんか矛盾してないか? これからの季節、熱持つほうがイヤなので、日立を物色したのだが、店頭に狙いの250Gのモノが無く(売り切れである)ので、折衷案として7200.8。100Baseでつながるネットワークドライブに133Gプラッタの高速ドライブ付ける意味は無いんだが、そういうことは考えない。
今回はHDDにファームは1台のみ搭載。RAID1が目的じゃねーのか、と言われそうだが、使い物になるのかどーか不明なので、とりあえず1台で運用してみる。それに同時に同ロットのHDD買ったら機械故障い対する冗長性にならへんやん。
さて、組み立てだが白箱はHDDにファームを入れるのに、PCに白箱用HDDを接続し、付属CDでブートしてインストールという手順が必要である。とりあえず休眠PCを引っ張り出したがめんどくせえぞ、この手順。この点はネットワークインストールできる玄箱のほうが格段に扱いやすい。そして初回起動時に初期設定を行うのだが、「設定が終わったら再ブートします」って電源とアクセスランプしか無いのに、どうやって再ブートしたのを知れというのか。ブート中は電源が点滅するが、もしかしてずーっと電源LEDを睨んでいろと? シャットダウンしてしまったほうが解りやすいぞ。さらに初期設定が終わって設定画面を開こうにも、どこにアクセスすればいいのやら。マニュアル通りhttp://192.168.0.200にアクセスしても404 Not Foundが表示されるのみ。ちなみに正解はhttp://192.168.0.200/cgi-bin/。これでパスワードを聞いてきて設定画面に入れる。(追記:FireFoxだとマニュアル通りでアクセスできる。クライアントの環境依存か、LAN Tankのhttpdの設定のどちらかが原因かな?)
まあとにかく苦労させられる。そういう製品と解って買ってるんだけどさ。
さて、起動したらしたで、ファイルサーバのくせに、対応プロトコルはDAVとFTP。なんでsambaじゃないのか?
愚痴ってもしょうが無いしプロトコルの利点欠点語れるような知識も無いしdebianなのであれしてこれしてsambaを立ち上げる。具体的には/etc/apt/sources.lstの#コメント外してapt-get updateしてapt-get install sambaして/etc/samba/smb.confを適当にいじる。
まあこれだけやれば一応普通に使えるかな。パスワード変更とかユーザの追加は適当に。
スペック的にはイーサがGでない事と、SH-Linuxがどれくらい整備されているのかわからん(知らん)という事くらいかなあ。まあ汎用サーバとしては玄箱ががんばっているので、RAID1で安定したファイルサーバになってくれれば充分なんだけどさ。
まあようするに複数台のマシンを使うにあたって、最も問題となるのは、常用するデータやしないデータをいかに一元化しておくか、という問題である。私の場合、複数台といっても、デスクトップ、ノート、PDA各1台という環境だ。これ以外のマシンもあるが、データの同期が必要なのはこれだけと言っていい。他は何かの専用だったり、予備機だったりなので、普段から厳密な同期は不要だ。
これで一番うまくいっていたのは3年ほど前だと思う。デスクトップがP3-800DUAL、ノートがThinkPad s30、PDAがCLIEだった。どう解決していたのかというと、全てのデータをs30の上に置いていたのである。この頃はs30がメインマシンみたいなものだったし、自宅でデスクトップからノートのデータを参照するのは容易い事だった。CLIEについては、PCでのスケジューラは付属のPalm Desktopをそのまま使っていたし、アドレス帳は筆まめを使っているのだが、CLIE(Palm)とシンクロするコンジットが付属していた。
PCで本格的に動画を扱う(ビデオデッキ代わりにする)ようになるまでは、デスクトップとノートの差があまり無かったのでこのような運用で充分だった。デスクトップをP4-2.4Gに入れ替えた時にはさすがにデスクトップをメインに使うようになったものの、s30は電源入れてほっとけばよかったので問題は無かった。
破綻したのは、たしか2003年の夏である。
ウィルスの大流行によるメールの氾濫である。さすがにプロバイダからアカウント停止をくらうほどではなかったなかったものの、1995年から使っているメールアドレスである。普段でもけっこうな量のウィルスやSPAMに見舞われていたが、この時はサーバ側に5桁のメールが溜まり、時間がかかっても読み出せればまだマシ、タイムアウトも珍しく無いという状況となった。これはs30が相対的に非力になった事もある。使い始めた当初、物書きマシンとしては必要充分な力だったが、セキュリティ関係のソフトの増大、そして莫大な量のSPAMを捌くベイジアンフィルタを動かすには、256Mのメモリしか搭載していないs30には荷が重すぎた。
この時から、ノートではメールを処理しない事となり、データの一元化は崩壊した。
それでもCLIEとPCの間ではスケジューラ等の連携はうまくいっていた。
これが崩壊したのは、今年になってからのZaurus SL-C3000の導入によってであった。
正確には崩壊というわけではない。SL-C3000によって要求仕様が引き上げられた事による破綻である。SL-C3000は、それまでCLIEで使っていたPalm Desktopとシンクロする機能が付いていた。が、筆まめの住所録と直接シンクロする機能は無かった。この時にはThinkPad s30の後継としてThinkPad X40が、デスクトップはP4-3.2Gとなっていた。まあそれならそれで、
SL-C3000 → X40(Palm Desktop) → CLIE → デスクトップ(筆まめ)
とすればなんとかならなくも無かった。が、問題はPalm Desktopにあった。登録できる項目が少ないのである。つまりシンクロの途中でかなりの情報が欠落してしまうのだ。これはあまりうれしくない。そして上記の手順はとてもスマートとはいえない。
事ここに至り、構築したデータ一元化の方策は全て崩壊(はおおげさだが)したのであった。 そして今に至るまで事態は解決してはいないのだが、なんとか目処は立ちつつある。そのへんはまた。
ちなみにOutlookを使うという選択肢は無い。
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