日々之雑感

_ X-Prize

　２回目の飛行成功、X-Prize獲得！！　しまった、中継見損なった！　２回目が１０月４日だという事はずっと覚えていたのだけれど、１０月４日になった事に気づかなかった。それもこれも仕事のせいやねん。

　まあルータンだから以下省略。１回目のチャレンジでも飛行中に激しくロールしたりとかで、２回目は実はちょっと遅れるのでは、という報道もあったようだけど、さすが空力の鬼と呼ばれるルータンだよなあ。

　SpaceShipOneは他にも前世紀末に山ほどコンセプトが出てコケまくった空中発射式往還機というものをあっさりと実現させてしまったという点でも面白かったり。そりゃ弾道飛行できるだけで衛星軌道へとどくわけじゃないけど、どっちみちこの形態のシステムでは衛星軌道へ上がるのは材料工学がどかんとなんかしてくれない限り無理ってのが現在の結論なわけだし。そこへ「弾道飛行ならこれで充分」とSpaceShipOneを持ってくるあたりがルータンのセンスなわけだよな。こういった最適解を導くセンスってのはやっぱり天才と呼ぶにふさわしいと思う。フリーマン・ダイソンの「多様化世界」を思い出すなあ。

　まあ個人的にはケリー・飛行機で何でも解決・ジョンソンと並ぶ紙一重な人と思うわけだが。自伝とか出てないのかな。

_ [JunkYard]次のイベント

　てなわけで11日のそうさく畑５８に参加します。特に新刊は無いのだけれど、夏コミ新刊の関西初お目見えということで。

_ [JunkYard]そうさく畑５８

　いいかげん何度も参加しているので、いつもの通り準備して、毎度のごとく新大阪まで新幹線で……忙しくてチケットショップで安売り切符買い損ねましたよ定価で切符買って三ノ宮まで。

　前日も出勤だったこともあって、目がどーにもおかしく、頭痛もひどい。三ノ宮駅から会場までの間で見つけた薬局で目薬を購入。会場前でサークル開場待ちの間にぽちぽち差すとだいぶ楽になる。科学（薬学）は偉大だ。

　今回は久方ぶりに１階２階開催ということで参加サークル数もだいぶ多い。おまけに見本誌図書館と小説図書館の二つが用意されているのも久しぶり。今回は一人で参加なのだが、まあ一人でなんとかなるだろうと思っていたら、図書館２箇所ということで右往左往する。一般入場が始まる前に設営が完了しないという体たらくであった。両隣にはご迷惑おかけしました。げしょ。

　今回はカタログの見本誌紹介のところに３回も取り上げられたこともあって、ぼちぼちと五月雨式に人が来る。やはりカタログの威力はすごい。といっても提出したのがProgresive24、Progressive25という重戦車級（意味不明）なものなので、これでダメならどーしよーもない、いやダメなわけはない、という感じも。

　合間にPinky:stに店番任せてぐるっと回る。けど１階２階で会場が広いことと、あんまり自分の所を空けておく気にもならなかったので、目についたものを数冊購入したくらいで終わる。毎回後からカタログ読んで、ああ、見に行けばよかった、というサークルがあるのだが、次の機会には忙しくてそれどころじゃない、の繰り返しな気もする。普段からリストアップしとくとかしとけよ、自分。

　最終的にはそうさく畑としては過去最高の冊数が出た。来ていただいた方々には感謝。　次は来月の文学フリマ。