こちら高崎機関区横川派出所です!

第1巻

Progressive38




Progressive38表紙
昭和六二年、日本国有鉄道の民営化は国会で否決され、日本の鉄
道は国有のまま存続することとなる。
国策による整備新幹線事業は加速の一途を辿り、平成二〇年現在、
北陸新幹線高崎〜長野間、東北新幹線盛岡〜八戸間が開業し、今
後も北陸、東北・北海道への延伸が計画されている。この計画の
進捗と共に並行在来線の経営問題が表面化したが、国鉄はそのま
ま保有することを表明。並行在来線は引き続き国鉄路線として、
列車数を減らしながらも存続する道を歩んでいる。
それは、信越本線横川〜軽井沢間も例外ではなかった。
平成九年、北陸新幹線の長野開業を迎えたが、碓氷峠を越える横
川〜軽井沢間は列車数が激減したものの、一日数往復の旅客列車
と貨物列車の運転を残し存続することとなった。
横軽専用補助機関車EF63形電気機関車も、その数を減らした
もののその役目を全うすべく、三組六輌の機関車が活躍を続けて
いた。
この物語は、EF63形型機関車の運用を支える高崎機関区横川
派出所(旧横川機関区)の日常を描いたものである。

著者:廣瀬川 綾
オフセットA5サイズ
表紙デザイン:廣瀬川 綾
総項数:78ページ
価格:500円
発行:秋ヶ瀬軽便鉄道出版部/Progressive
発売:秋ヶ瀬軽便鉄道出版部/ジャンク・ヤード



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Last Updated: Sunday, 03-Aug-2008 16:28:32 JST