オリジナル短編小説集第8弾
高校生になったばかりの理緒。理緒は《桜恐怖症》だ。 ある日理緒は桜のせいで男子と激突してしまうが、驚いた ことに、相手の髪は桜と同じ色だった――『さくらいろ』 一九四〇年四月、ドイツ最後の飛行船『ペーター・シュ トラッサー』号に解体命令が下された。船を愛するドイツ・ ツェッペリン空輸会社の面々に、残された時間はわずかし かない。彼らが取った行動は――『いつか、あの空に』 地震で図書室に現れた鉄の扉は、長い下り階段への入口 だった。階段を下りきった先で《私》が出会ったのは、手 首に鎖のつながった少女と、そして――『かなめ−要女−』 「お父さんそっくりだねー」。初対面で智也に禁句を投 げつけたネコ耳少女は、父親からの贈り物を届けに来たと 告げた。だが、智也が憎んでいる父親は、十年以上も前に 失踪していたのだった――『今宵のダンスは手のひらで』 様々な「もういちど」が浮かんではきえる、四編を収録!
作者 | 作品名 | 挿絵 |
朝草夕乃 | さくらいろ | SANOYA |
まるやまなおゆき | いつか、あの空に | 東2 |
真冬真 | かなめ−要女− | − |
成重鈴太郎 | 今宵のダンスは手のひらで | 村山慶 |
オフセットA5サイズ |
表紙デザイン:村山慶 |
裏表紙デザイン:nnagai |
総項数:112ページ |
価格:600円 |
発行:Progressive |
発売:ジャンク・ヤード |
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