木星・先行トロヤ群のコロニーでのファースト・コンタク トを発端とした戦線布告なき戦争。その敵は、人類が初め て遭遇した地球外起源の活動体だった。 この戦争で、人類の版図は月−地球と、エネルギー資源を 供給する木星とに縮小を余儀なくされていた。 木星では過酷な戦闘が続いていた。圧倒的な数で来襲する 敵機、そして障害物の多い、広大な戦域。 星野瞳中尉と須藤秀明中尉は、重駆逐軌道戦闘機ルサリィ を駆り、生と死が軌道と共に交錯する木星圏の戦場を縦横 無尽に駆け抜ける。 しかし、その間にも戦いの様相は少しずつ変化していった。 それまでの圧倒的な数による攻撃に加え、高機動能力を持 ち、単機で高速進入する新たなる敵。 そして、ついにゲーム・マスターと呼ばれる最強の敵が、 再び人類の前にその姿を現す。 瞳は、須藤はどこへ行こうとするのか、そして、どこへ帰 るのか。 軌道戦闘機を駆るパイロット達の姿を描く戦争SF、後編。
オフセットA5サイズ |
著者:早坂千尋 |
表紙デザイン:nnagai&katuren |
総項数:88ページ |
価格:700円 |
発行:Progressive |
発売:ジャンク・ヤード |
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