オリジナル短編小説集第6弾
「イー! だよ。ほかにどんな声も出ねえ」。 摩天楼のひしめくニューヨーク。その摩天楼 を仕事場とする、神出鬼没の泥棒の正体とは ――「ホッピング泥」 一九三五年、シドニー湾は世界最大の飛行船 基地として、多くの飛行船を受け入れ、そし て送り出していた。ある日起こった事件は、 一五年前の出来事を思い出させることとなる。 『西の暴風:ヴェストシュトゥルム』。一九 一九年、ドイツ帝国が連合国に対して行った 最後の反攻作戦。彼は、その時何を見たのか ――「遭わずの空」 高度二万二千メートルの成層圏。戦略統制艦 グリフィンは、カラルコン公国陸海軍十万の 戦力を預けられ、隣国バグダムの攻略作戦を 指揮していた。目的はシグリス湾の油田地帯 の攻略。「戦争に勝つということは、倒すと いうことだ。――犠牲の数は関係ない」グリ フィンの指揮官、スウェナの放つ冷酷な指揮。 その結末は――「黎明の天魔」 地上から離れた世界を舞台に繰り広げられる、 三篇を収録!
作者 | 作品名 |
小川一水 | ホッピング泥 |
まるやまなおゆき | 遭わずの空 |
小川一水 | 黎明の天魔 |
オフセットA5サイズ |
表紙デザイン:nnagai&katuren |
総項数:72ページ |
価格:500円 |
発行:Progressive |
発売:ジャンク・ヤード |
[index|Progressive|ジャンク・ヤード出版局] Copyright(c)1997-2000 Progressive mail to hayasita@na.rim.or.jp Last Updated: Thursday, 23-Sep-2004 15:33:02 JST |